3つに分けて管理すべし!FP直伝「誰でも簡単にできる貯蓄法」
■2:いずれ買い替えるもののために「目的別預金」を管理する
次に準備しておきたいのは「目的別預金」です。
使う目的が明確な貯蓄ですが、金額が大きなものを購入の目的としているので、場合によっては5年、10年かかることもあります。
代表格は自動車で、買い替え費用は300万円。11年に一度買い換える場合、月々2~3万円ずつ貯蓄しなければならないことになります。
それから、意外な盲点が「家電預金」。
たいていの場合、結婚10年目くらいになると、大物家電が毎年ひとつずつ壊れていきますオーディオプレイヤーからはじまり、テレビ、洗濯機、冷蔵庫というように。
しかし、家電の値段はバカになりません。まして買い換えるとなると、少しでもいいものが欲しくなるもの。
そこで、毎月5千円ずつでも家電のための預金をしておくことをおススメしているのです。
他には、旅行積立などを目的別預金として貯蓄している家庭もあります。
ポイントは、お金に名前をつけてあげること。お金は、名前をつけておくと、そのとおりに出て行こうとする性質があるからです。つまり、衝動買いが少なくなるのです。
特に男性は、自動車や家電などについて「欲しい」とスイッチが入ってしまうと、なかなかスイッチをOFFに戻すことができません。