実は16~18歳の加害者が最多!危険な自転車事故を避ける方法
理由としては、通学等で自転車を利用する頻度が高くなることと、それ以上の年齢になるとバイクや自動車へ移行していくからだろう、と考えられます。
つまり、事故を起こすのは中高生が圧倒的に多いのです。
■通勤・通学の時間帯が要注意!
つぎに、対歩行者事故の発生時間帯を見てみましょう。おおむね朝と夕方にピークがあり、通勤・通学時間帯に多く発生していることがわかります。
12歳以下は下校時間後、65歳以上では10~11時台に多くなっており、各年齢層の生活パターンを反映した結果となっています。
■考えごとしながら運転が事故に
違反内容はどのような傾向があるのか見てみましょう。
第一当事者(事故の過失が重いほう)の安全運転義務違反の内訳をみると、安全不確認(前、左右)がもっとも多く、ついで動静不注視となっています。
動静不注視とは、たとえば「相手が譲ってくれるだろうと思い、歩行者などの危険対象を注視しなかった」といったケースです。
13~18歳に限定してみると、ほかの年齢にくらべ漫然運転・脇見運転が多くなっています。
漫然運転とは、なにか考えごとをしながらなんとなく運転している状態。