人が悪口をいう3つの理由を知るべし!悪口に巻き込まれない方法
行動面と心理面、両方の切り口から見てみましょう。
■1:【行動面】「You think so」のスタンスで受けとめる
悪口をいう人は、自分の思いに共感してほしいのです。
「あの人の、こんなところが嫌い」「あの人に、こんな嫌なことをされた」という不快感や不満を、聞き役の人にも同じように感じてほしいのですね。
とはいえ同調してしまったら、思わぬ人間関係のトラブルに巻き込まれることもあります。
そこで、相手の「共感してほしい」という期待にそむかず、かつ、悪口に同調をしない方法としてお勧めなのが「You think so」のスタンスです。直訳どおり、「あなたは、そう思うのですね」と、「不快に思った事実」だけを限定的に受容するのです。
「Aさんって、感じ悪くない?先週の残業だって、男性がいるときは、ニコニコなんでもやるくせに、私と二人きりになったら、全然仕事しないの。本当にむかつくのよね」
「そうなんだね、そんなことがあったのね。
嫌な思いをしちゃったんだね」
悪口そのものではなく、「嫌な思いをしてしまった」という事実にだけ、限定的に共感する。これだけでも、悪口をいう人は「受けとめてもらえた」