人間はスマホのチェックを「1分も我慢できない」ことが明らかに
実際にスマートフォンを触るまでの時間と、自分の感じている長さがここまでずれているというのは、自分が考えているよりもずっとスマートフォンに依存しているということ。
ひとりでどこかにいるとき、私たちはスマートフォンに頼ることが当たり前になっていて、ただなにもせずに待っていることができなくなっているのです。
■スマホをチェックせずにいられない原因はFOMO
スマートフォンは、情報のタイムリーさと相互にやりとりできるという点から、もはや単なる機器ではなく、自分と周りの世界とをつなぐためになくてはならない手段といえます。
しかしスマホやSNSの普及に伴い、みんなが知っている情報や話題から取り残されることへの不安(FOMO=the Fear Of Missing Out)を感じる人が増えています。これは現代人のSNS病のひとつといえるものです。
スマートフォンをチェックしたいという衝動は「FOMO」によるもので、特にオンライン上で発生する情報や物事については、高いレベルのFOMOが発生するということが研究によってわかっています。つまりスマホを使えば使うほど、人々はより大きな不安やストレスに晒されることになるのです。