残業代0なのに終電まで残業を強要!部下を追い込む上司の対処法
山本君と決まったわけではないし、静観していたほうがいいよ」と返されてしまいます。
最近は、草食系がブームなせいか、軋轢やモメごとを嫌う上司が増えたように感じます。
この状態で勝手に動いたらハシゴを間違いなく外されます。部下の立場からすれば、動けず、騒がず、でもなにかがあれば責任をとらされる。そんな上司の下にいても将来はありません。
■責任感のない上司をうまく動かす方法
そんなとき、社長から全社にあてて号令がかかりました。内容は「最近のマーケットは厳しい状況にある。やみ雲に動くのではなく、競合他社の動向をしっかりリサーチした上で動きなさい」というものでした。
吉沢君は一計を案じました。
「川口課長、社長の号令を聞きましたよね。やはり、R社の動向は調べたほうがいいと思うのです。ただし目立った動きをするとクレームになる危険性もありますから、軽く調べる感じでいかがでしょうか」
川口課長は、軽く調べる程度ならいいと思いGOサインを出しました。しかし、1週間後、吉沢君から「R社からクレームがはいりました。山本君の一件を話したら、根拠のないいいがかりだといわれてしまいました。私には対応できないので課長お願いします」