誰にでもわかるように説明したい!それなら「数学的」に話すべし
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数字と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
今回は「数学」と「伝える」という2つのキーワードを使って、ビジネスコミュニケーション力を高めるヒントをお話ししたいと思います。
■池上彰さんの話がわかりやすい理由
みなさんは、身近に「わかりやすい話」をする人はいませんか。
上司、先輩、お客様、ご友人などなど。おそらく、「この人の説明はいつもわかりやすいなぁ」と思える人が、1人や2人はいることでしょう。
テレビに出ている方であれば、池上彰さんや東進ハイスクール講師の林修さんなどはその筆頭かもしれませんね。
さて、彼らの話はいったいなぜわかりやすいのでしょうか?
ゆっくり話しているから?しかし、それだけはないと思います。
アナウンサーのように滑らかに話しているから?正直、そこは本質ではないと思います。
私の答えはこうです。
「数学的に話しているから」
■数学はただ計算をする学問ではない
本来、数学とはいっさいの矛盾と無駄な論述を排除して構築していく学問です。
もう少し噛み砕いてわかりやすくお伝えするなら、「数学の教科書に無駄な1文はひとつもない」