最新調査でわかった「多くの人が辛くなるほど泣いてしまう瞬間」
「離婚したとき」
夫婦関係のギクシャクは、当事者にしかわからない苦悩がありますよね。
「両親が大喧嘩をして、離婚するくらいの勢いになったときは妹を抱きしめながら泣きました」
「父が癇癪持ちで、事あるごとにぶたれるので、毎日のように泣いていたし、家を出た今も泣いてしまい、心療内科に通院中」
両親の不仲や暴力は、子どもにとっては、生命を脅かす恐怖そのものですね。幼少期の体験は、深く心に刻んでしまいますが、涙を味方にして健全な心を取り戻しましょう。
■涙には心身のストレスを洗い流してくれる効果が
それにしても、人はどうして辛いときに涙するのでしょう。
もし、涙がなかったとしたら……。ちょっと想像できませんよね。辛い出来事や思いを洗い流してくれる浄化作用を、涙はもっているような気がしませんか?
子どものころ、親に泣くのは恥ずかしいと言われたり、泣くのは弱い人間のすることなんて思って頑張りすぎている人はいませんか。そういう人は、うまく泣けないと言われています。
また、心身ともに疲弊していると、自分の感情がよくわからず、やっぱり涙が出ない、なんてことがある、とのこと。
脳を研究する人たちは、「泣くことは最高のストレス解消法」