お金に愛されて最高の自分になれる「3つのお金の本質的な学び」
心当たりのある方は少なくないのではないでしょうか?
しかし本書の著者は、人間行動学という学問的観点から「なぜ、貯蓄や投資を思いどおりにできないのか?」という根本的な理由と、対処法を教えてくれています。
それによると、貯蓄や資産運用が思いどおりにいかないのは、決して私たちの心が弱いからではないのだとか。
原因は、未来の自分の成長とお金の状況を見通す想像力を無意識に排除し、目先の利益を追求して行動していること。
■3:感情に左右されない方法論で貯蓄や資産運用をすればいい
本書は、その内容が具体的かつ実践的であるところが特徴的です。
3ヶ月ごとに金額を10%ずつ引き上げて貯金する「不滅口座」、2ヶ月分の所得をカバーできるぐらい貯金する「クッション預金」、「ピラミッド式資産運用」など、さまざまな方法論やツールを学ぶことができるのです。
そして本書のもうひとつの特徴は、自己啓発的な色彩も強いこと。だからこそ、そこに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、先入観を排除して読んでみると、「響くことば」が随所に盛り込まれていることにも気づくはず。金銭的な富を築く能力と人生の可能性を実現する能力は、直接結びついています。