メーカーのせいだけじゃない!靴のサイズが「靴ごとで違う」理由
履いてみないと分からない。
■靴によってサイズが違う体的な理由
もうひとつ、サイズが同じでも大きさが異なる理由があります。それは、いわゆる23.5センチとか言っているのは“踵からつま先までの長さ(足長)”だけの数字です。
でも、長さだけでなく幅や足高などもあります。
靴の長さが23.5センチあっても、もし幅や高さがその人にとって狭かったり、低かったりした場合は、足は靴の中でキュッと潰れて靴が小さく感じます。これはどうしようもない。
日本以外の海外は、数字はあくまで目安で実際の履き心地は別と割り切っています。海外の人が靴を購入する場合「日本人から見て、これでもか」という位、試着するそうですが、それは当然のことです。
これは、別に「日本人が素敵」「それ以外の国は適当」という話ではありません。むしろ“長さ何センチ”だけで、殆どの人に合う靴が製作できる日本の特殊事情とも言えます。日本人はほぼ同一人種なため、足の形も似ていて、そのためサイズと幅だけで多くの人に合う靴が製作できちゃうという事情があります。
まとめると、靴のサイズは
(1)日本では真面目に“足の長さ”が基準
(2)海外では「その足の長さの人が履いたらいいかも」