1日30分運動するだけで「しない人より5年長生きできる」と判明
■運動習慣の影響力は絶大!
これは、ノルウェーのオスロ大学での調査結果がベースになっています。
1973年に開始され、1923~1932年にノルウェーで生まれた男性を対象に、身長、体重、コレステロール値、血圧、喫煙歴と1週間の運動量が継続して調査されました。
2000年に、15,000人のうち健在だったおよそ6,000人に関するデータの分析がスタート。そのデータに注目した研究者が、そこからさらに12年間、対象者をモニターしたのです。
今度は対象者は運動の習慣に関して、4つのグループに分けられました。
(1)ほとんど運動しない(テレビを見たり、本を読んだりして過ごすことが多い)
(2)軽い運動をする(週に4時間程度、歩いたり自転車に乗ったりするなどの軽い運動をする)
(3)やや激しい運動をする(週に4時間程度、スポーツやガーデニングなど運動量の多い活動をする)
(4)激しい運動をする(週に何度も激しいスポーツやトレーニングなどの運動をする)
12年間のモニター期間で、5,738人中2,154人が亡くなりました。軽い運動は寿命に影響しないかに思われましたが、「ほとんど運動しない」