いずれ接待は消える?イマドキ男女56%が「不要」と考える理由
いい仕事をするためには取引先への接待は不可欠で、飲み代は会社の経費で落とす。一昔前までは、それが大半の社会人にとっての常識でした。
しかし、昨今の状況は少し違ってきています。
個人的な飲み会では経費が落ちず、そもそも飲み会に参加せずサッと帰宅してしまう“ゆとり世代”の社員がいるほど。時間外勤務についての美徳は古いという風潮になってきたのです。
そこで今回は、働き盛りの全国30代の男女300名に「いい取引先への接待は必要だと思いますか?」というアンケートを実施してみました。
結果は「必要」が44%、「不要」が56%。“必要派”の男女内訳は男性が46%、女性が40%。
女性よりも男性の方がやや「必要」と感じているようです。
■44%の人が接待を必要だと思う理由
それでは、まずなぜ接待が「必要」と思うのか、集められた理由からいくつか紹介しましょう。
「仕事を円滑に進めるため」というのはもちろん、それ以外に感謝を表わすために接待を使う人が多かったです。
「気持ちを行動で表す必要がある」(37歳/男性)
「日ごろのお礼もかねて」(36歳男性)「関係が深くなると思う」(37歳/男性)
仕事以外の時間にアルコールを飲みながら話すことが、仕事につながるという考えも根強いようです。