今やスマホは記憶の一部!51%が友人の電話番号さえ知らない?
また、半数以上にあたる51.4%が友人の電話番号を知らず、近所の人の電話番号を知らない人は70%にものぼりました。
■51%がスマートフォンを失くすと悲しくなる
調査を行ったカスペルスキー研究所ではこれを「デジタル記憶喪失」と呼んでおり、年齢・性別に関係なく起きている現象だといいます。
そして、スマートフォンが「データを保管する唯一の場所」と答えたのは16歳から24歳が最多。彼らはスマートフォンを失くすと「パニックになる」と回答しています。
「記憶する」という行為をスマートフォンに頼るのは、悪いことではありません。電話番号などの些細な情報を記憶する必要がなくなるのは、脳にとってはいいことでしょう。記憶の負担が減って、もっといろいろなことに頭を使うことができるようになるからです。
しかし、デメリットもあります。
女性の51%と25歳から34歳のほとんどは「スマートフォンを失くすと悲しくなる」と回答しています。それは、「スマートフォンを失くすと、もう二度と取り戻せない情報」がたくさんあるからなのだそうです。たしかにスマートフォンの電話帳のデータが消えると、もう二度と連絡が取れなくなる人は、誰にでも何人かいますよね。