スタジアム建設ラッシュの東南アジア各国、その理由とは…
これまではホームスタジアムを持つクラブ自体がほとんどなかったカンボジアやラオスでも、クラブ所有のスタジアムが次々に建設され始めている。
タイのブリーラムのスタジアム外観著者撮影
タイのブリーラムのスタジアム内著者撮影
タイのスパンブリーFCのスタジアム外観著者撮影
タイのスパンブリーFCのスタジアム著者撮影
ラオスのランサン・ユナイテッド新スタジアム 著者撮影
ラオスのランサン・ユナイテッドスタジアム周辺 著者撮影
東南アジアに新しく生まれたスタジアムの多くに共通するのは、あまり立地がよくないこと。周囲には何もないようなエリアに存在することもある。だが、現地の人々はほとんどが車やバイクを利用するため、必ずしもアクセス面の悪さが観客動員を妨げてはいない。実際、東南アジア最強を誇るブリーラム・ユナイテッドのスタジアムなども、立地はいいとは言えないものの平均観客動員数はリーグトップの2万人超だ。
スタジアムに人が集まれば、周辺環境も徐々に変化していくだろう。「建設ラッシュ」が始まったスタジアム事情からも、今の東南アジアの勢いを実感することができる。
(text : 本多 辰成 )
スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」
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