タイを代表するビーチリゾートの座は今や、サムイ島に?
チャウエンビーチの夜は賑やか。オンザビーチにもバーが出現。 著者撮影
ここ十数年で、ラグジュアリーホテルが続々誕生!
2000年中盤以降からのサムイ島の動きは目を奪われるものがあります。リゾートエリアといえば、チャウエンビーチがもっぱらだったのを、北部を中心に静寂のビーチを選んで豪華ホテルが続々と誕生。シックスセンシズ・リゾート&スパ、バンヤンツリー・コ・サムイ、フォーシーズンズ サムイ、Wリトリート サムイ、コンラッドなど、世界のセレブリティ御用達の洗練の豪華リゾートがこぞってお目見えしました。
Wリトリート サムイなど、ここ数年進出したリゾートは丘の上に立つ傾向が。 著者撮影
新たに誕生したほとんどのホテルの特徴といえるのが、クリフサイドを生かし、海へとつながる地形でしょう。たとえばメインエントランスやレセプションが丘の上にあり、到着して高見からタイ湾を一望する迫力の眺めに圧倒されてから滞在がスタート。ゲストタイプは独立型のヴィラタイプが多い傾向で、プライベートプール付きも珍しくありません。もちろん、レストランやスパなどの施設も充実しています。
2015年に大幅リニューアルした「シックスセンシズ サムイ」