くらし情報『ASEANの航空市場サービス自由化で加熱する空港インフラ投資』

ASEANの航空市場サービス自由化で加熱する空港インフラ投資

新ターミナルや滑走路に加え、タクシー用道路、駐機場、カーゴ施設なども建設する予定だ。

ASEANの航空市場サービス自由化で加熱する空港インフラ投資

©TRIPPING! 第5ターミナル工事の様子(ターミナル間を繋ぐスカイトレインの中から撮影)

チャンギ空港第5ターミナルは2020年半ばの完成が予定されている。第5ターミナルの旅客処理能力は、当初年間5000万人とされているが、必要に応じて7000万人に拡張される可能性もある。これは現在稼働している第1~3ターミナルの合計を上回る処理能力になる。

専門家らによると、チャンギ空港の旅客数は30年までに1億人に達する可能性がある。14年の年間旅客数は5410万人だった。同年の羽田の旅客数は7000万人、成田は約3500万人。チャンギ空港ではすでに第4ターミナルの建設工事が始まっている。
また、第1ターミナルの拡張工事も進んでいる。第4新ターミナルと第1ターミナルの拡張工事が完了する18年には年8500万人に拡大する見込み。ベトナムでは、新たに4空港を建設予定
ASEANの航空市場サービス自由化で加熱する空港インフラ投資

©TRIPPING!

ベトナムでも空港インフラへの投資は加熱している。ベトナム航空はこのほど、ボーイング787ドリームライナー19機とエアバス350-900XWB14機を15~19年に導入することを発表した。

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