くらし情報『世界一長いバレルへの挑戦!ロンボク島「デザートポイント」に挑む』

世界一長いバレルへの挑戦!ロンボク島「デザートポイント」に挑む

テイクオフは比較的イージーで、水深も腹~胸くらいある。ボトムターンからカットバックをしたりとアクションで波をつなげられる。

世界一長いバレルへの挑戦!ロンボク島「デザートポイント」に挑む

著者撮影

そこから写真の中央に見える、海の中にぽっこり浮かぶ岩を超えたあたりから波はどんどんホレてくる。


世界一長いバレルへの挑戦!ロンボク島「デザートポイント」に挑む

著者撮影

ここでサーファーは一気にスーパー早いロングバレルへと挑戦していくのである。スエルが決まれば1本の波で最長1キロも乗れるといわれ、さらになんと20秒間も入れるバレルの波は世界一長いレフトのバレルと言われる。

ちなみに、この波がホレてくる場所は腰くらいの深さで、そのすぐインサイドの水深はすでにオーストラリア人のスネくらいの深さなのがわかるだろう。
世界一長いバレルへの挑戦!ロンボク島「デザートポイント」に挑む

著者撮影

もちろんここで波から落ちたり、転んだりしようものなら、パワーのある波のリップとともに水中に引きずり込まれ、海底待ち構えている岩とサンゴが、私たちサーファーの身体を切り刻むのである。

命の危険をも感じる波、それがデザートポイントの波なのだ。

そんな波を前にして一人パニックに陥っている間にも、何人ものサーファーが岩とサンゴの餌食となり流血したり、ボードを折ったりして海から上がってきていた。

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