2023年11月19日 21:10
「え?」いつも通り仕事へ出かけたはずの夫が変わり果てた姿で帰宅。夫を襲った出来事とは
何をするにも痛みを伴うため、その日から私のプチ介護生活が始まったのです。
完全復帰するまで約1カ月
夫はピストバイクを猛スピードでこいでいたため、全身に受けた衝撃は相当なものでした。とりあえず体の状態を知るため、夫の肩をかついで整形外科へ向かいました。まずはエックス線検査やMRI検査も受けましたが、どれも異常なし。
「歩けたけど、夫の体に異常があったら……」と心配していたので、何事もなくひと安心。しかし、痛みはかなり強いみたいで、日常的な動作すべてがしんどそうです。例えば、靴や服の着脱・寝転ぶ・起き上がる・トイレで用を足すなど、何をするにも人の手を借りないとできません。
私が仕事へ行っている間は我慢して頑張ってもらい、家に帰ると夫の手助けをする日々。
夫はもちろん私より体が大きいため、支えるだけでもかなりの体力を使います。テレビのリモコンを取るといった単純な動作でさえしんどい状態だったため、家事以外は夫に付きっきりです。命に関わるけがなどがなく安心しましたが、自分の仕事に加え、家事や夫のプチ介護は私にとってもしんどい日々でした。
夫は病院に通いながら痛みが治まるまで耐え、私はプチ介護に奮闘すること約1カ月。