2023年8月28日 22:10
「頭に何かついてる?」疎開の子どもたちの食事の会で見たものは #親に捨てられたおばあちゃんの話 50
2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。
戦時中で食べるものがない中、東京の子どもたちが集団疎開して来ました。配給されたものしか食べられな彼らはさらにひもじいこと、親はすでに死んでいるかもしれないこと知り、キヨさんはショックを受けました。朝、キヨが農作業をしていると彼らが来て……。
★前の話
疎開の子どもたちにごはんを振る舞う会で…
朝、キヨさんが農作業をしていると、疎開して来た子どもたちが川へ顔を洗いに行く姿が。するとその子たちが立ち止まり、口々に「お母ちゃーーーーん」と叫んだのです。姉から「お山の向こう側に母親がいると思って呼んでるんだよ」と聞き、キヨさんは「お母ちゃんに会いたいだろうな」と切なくなりました。
そこで、あることを思いついたキヨさんは……。
こんにちはゆっぺです。
疎開して来た子どもたちの現状を知り、キヨは姉に「今度うちへ呼んでもいいかな? 母親と年が近い姉さんが話し相手になってあげたら元気になると思う」と提案しました。
すると姉から、「婦人会で疎開の子どもたちのお世話をすることになってるから、キヨも手伝いにおいで」