2023年8月29日 22:10
「親指でプチンとつぶすの」疎開の子どもを悩ませていたシラミ症 #親に捨てられたおばあちゃんの話 51
2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。
朝、キヨさんが農作業をしていると、疎開して来た子どもたちが来て「お母ちゃーーーーん」と叫びだしました。姉から「お山の向こう側に母親がいると思って呼んでるんだよ」と聞かされ、「お母ちゃんに会いたいだろうな」と思ったキヨさんは、姉にある提案をしました。
★前の話
くしで髪をすくとパラパラとシラミが
キヨさんは姉に、母に会えない疎開の子どもたちを家に呼ぼうと提案します。すると姉から、子どもたちにお昼ご飯を振る舞う会があるからおいでと声をかけられました。その会でキヨさんは、子どもたちの頭に何かがついていることに気が付きました。それはシラミでした。
疎開の子どもたちは、シラミの被害に悩まされていて……。
こんにちはゆっぺです。
シラミは人間に寄生し、皮膚から吸血してかゆみや湿疹を起こします。
疎開の子どもたちは、シラミの被害に悩まされていました。
女の子の髪の毛にはいっぱいシラミがわき、くしですくとパラパラと落ちてくるほどでした。
そんな子どもたちに、婦人会がお昼ごはんを振る舞いました。