<開催迫る>世界遺産条約制定50周年記念シンポジウムを 1月20日(土)京都大学にて開催!
条約締結以降の日本の動きを振り返れば、世界遺産を糸口に国際的な議論に参加することで、日本の遺産保護の考え方や取り組みに対する世界的な理解を広げてきた一方で、日本の文化財保護制度が世界遺産制度から受けた影響も決して少なくありません。
また、今や世界遺産の保存と活用は、日本の国際協力でも重要な一分野を占めています。
2024年、登録30周年を迎える世界遺産「古都京都の文化財」を擁する京都市は、2017年に地球環境問題の一つとして文化観光の質の向上を盛り込んだ「京都宣言」を採択するなど、世界遺産を有する都市として弛みない先進的な取り組みを続けています。
本シンポジウムは、そのような京都の地で、世界遺産という制度が文化遺産保護に果たしてきた功績を辿るとともに、その発展の中で日本が果たしてきた、あるいは今後果たすべき役割についてあらためて考え、世界遺産のこれまでとこれからを見つめる機会にしたく思います。
日時:2024年1月20日(土)13:00~17:30(12:30開場)
会場:京都大学 国際科学イノベーション棟5階シンポジウムホール
開催方式:対面開催/オンライン同時配信(YouTubeライブ)