がん遺児のための奨学金制度
アメリカンファミリー生命保険株式会社(以下アフラック)と、その販売代理店組織「アフラック全国アソシエイツ会」が共同委託者となった、「公益信託アフラックがん遺児奨学基金」による、平成23年度奨学生の応募が開始されている。期間は明年2月末日まで。
これはがんのために主たる生計維持者を亡くしてしまい、経済的に困難な状況にある高校生のための奨学金制度で、1995年に設立された。
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返還不要の月額2万5千円
奨学生には高校を卒業するまで、月額2万5千円、年額換算30万円の奨学金が給付され、返還は不要。4月、7月、10月、1月に3か月分がまとめて給付される。平成22年9月末現在で、累計1,511名が奨学生となった。
応募には下記のような要件を満たしていることが必要。詳しくは主催者まで。
【応募要件】
以下の要件をすべて満たしていること
1.主たる生計維持者を「がん」(悪性新生物)で亡くしていること。
2.経済的理由によって修学もしくは充実した学校生活が困難であること。
3.奨学金給付開始時に高等学校、特別支援学校の高等部、中等教育学校の後期課程、専修学校の高等課程に在学中であること。
(当年度入学希望者を含む)
4.直近の学習成績が評定平均値3.5(5段階評定)以上の方(評定値を付さない学校の在学生についてはこれに相当する方)、または特定の分野において全国あるいは都道府県レベルで特に優れた実績がある方。
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