正味収入保険料は254億円増
三井住友海上やあいおいニッセイ同和損保など、多数の保険会社をグループに持つMS&ADホールディングスが、2010年度第2回インフォメーションミーティングを3日に開催。その結果をサイト上に公開した。
同ミーティングではMS&ADホールディングスの決算などについても報告された。それによると、同ホールディングスの2010年度中間期の業績は、正味収入保険料が前年同期比254億円増の1兆3,005億円となった。
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経常利益・中間純利益は減少
対して経常利益は705億円で、2009年度中間期の1,163億円と比べると457億円の減少となった。中間純利益も775億円から400億円となり、374億円減という結果となった。経営統合に伴い235億円の特別損失が計上されたことが大きく響いた。
各会社別の中間純利益をみると、三井住友海上が約273億円で、前年同期の約490億円から約216億円の減少。あいおい損保も前年同期168億円から70億円と、98億円減などとなった。
2010年度通期の見込では、正味収入保険料が2兆5,800億円で610億円増を見込むものの、経常利益は前期比281億円減の710億円。当期純利益も同173億円減の400億円となる見通しとなった。
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