くらし情報『協会けんぽ、保険料率平均9.50%に引き上げ。県別格差は最大4千円に』

協会けんぽ、保険料率平均9.50%に引き上げ。県別格差は最大4千円に

協会けんぽ、保険料率平均9.50%に引き上げ。県別格差は最大4千円に
中小企業の会社員とその家族約3,500万人が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は1月31日、11年度の都道府県別の保険料率(労使折半)を決定した。

平均の負担増は年間約3,000円、県での格差は拡大

全国平均は、現在の9.34%から0.16ポイント増え9.50%となり、すべての地域で10年度より上昇する。最高は9.60%の北海道(0.18ポイント増)と佐賀県(0.19ポイント増)、最低は長野県の9.39%(0.13ポイント増)で、格差はこれまでの0.16から0.21へと拡大した。

景気低迷で加入者の賃金が下がり保険料収入が伸び悩む一方、医療費の伸びと高齢者医療向けの拠出金の増加が影響している。正式決定は厚生労働相の認可を経てからとなるが、4月の給与天引き分から適用される。引き上げは2年連続。

協会によると、平均的な加入者(年収380万円)の場合、事業主、加入者とも1人当たり年間約3,000円の負担増になるという。なお北海道・佐賀県と長野県の差は、事業主、加入者ともに年間約4,000円となる。

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