くらし情報『【子育てパパ・ママのための、お金の習慣】国立大学附属小学校を受験したい。幼児教室に入ったほうがいいの?』

【子育てパパ・ママのための、お金の習慣】国立大学附属小学校を受験したい。幼児教室に入ったほうがいいの?

たとえば、箸の持ち方や洋服の畳み方、想像力や問題解決能力を養う体験をしているか、年中行事や季節の楽しみを知っているか、自然体験や掃除、料理等の生活体験を問われることもあります。日ごろから親子で季節や行事を学んだり、本の読み聞かせや自然と触れ合う機会を作る、お片付けや掃除の習慣、料理のお手伝い等を普段の生活に取り入れることから始めると良いでしょう。遊び道具を親子で手作りするのもいいですね。親子でたくさん話をして、自分の意見や意思をしっかり伝えられるようにしておくのも大切です。

学校によっては実施していないところもありますが、国立小でもペーパー試験がある場合があります。2~3歳位から迷路やクイズ等の簡単なプリントを毎日少しずつやる習慣を付けておくと、受験のときに慌てずにすみます。

運動能力を見るテストもあります。跳んだり、走ったり、投げたり、マット運動をしたり、基本的な運動能力と先生の指示がきちんと聞けているか等も見られるそうです。


年中の11月から本格的な受験対策がスタート

国立小でも私立小でも、保育園・幼稚園の年中の11月頃からお受験用の幼児教室に通う子どもが大半です。幼児教室の授業料、夏期・入試直前の特別講習の授業料、体操教室、模試代、ドリル代、受験料、願書用写真代、受験用の服(親子)・上履き等の費用が、入学前にかかるといわれています。1年で100~200万円かけるのが一般的なようです。でも、国立小の場合、記念受験の家庭も多く、自宅学習を中心に模試(1回1万円前後)のみ受講するという方も。親がどれだけ準備ができるか、また、合格への意欲によりお金のかけ方は変わりそうです。


国立小は抽選がある学校が大半です

学校説明会や願書配布、願書受付、入試の日程・内容は各校により異なります。ただ、1つ共通しているのは「抽選がある」ということ。最近、抽選を廃止する国立小もあるそうですが、大半は、一次・二次試験で合格した者の中から三次試験(抽選)で合否を決める流れになっています。中には、最初に抽選をしてランダムにふるいにかけた後に試験(知能・運動能力検査、面接、行動観察等)を行う国立小もあります。どんなに準備をしていても抽選で落ちるという残念な結果になることもあるので、覚悟をして挑みましょう。


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