刀剣乱舞-ONLINE-×日本の伝統織物足利織・博多織・尾州織・播州織とコラボした長財布が登場!
かの有名な吉田兼好の「徒然草」にも、足利の織物に関する記述が残されています。江戸時代には、綿の糸で織り上げた生地が人気を博し、特に足利周辺で作られた織物は「足利織」と呼ばれ、広く大衆に愛用されました。近代においてもデザイン性に優れる“足利銘仙”が名を馳せるなど、伝統の上にさらなる発展を重ねています。
■博多織(はかたおり)について
1241年、満田彌三右衛門が宋より持ち帰った織物の製法が起源とされ、その250年後、彌三右衛門の子孫である彦三郎と竹若藤兵衛、竹若伊右衛門が技法を研究して工法の改良を重ね、模様の浮き出た厚地の織物を開発。当初は、博多の地名から「覇家台織」と名付けられていたと伝えられます。
1600年、福岡藩主黒田長政が幕府へ献上したのを機に風格と希少価値が高まり、現代でも、教皇ヨハネ・パウロ2世の祭服に用いられるなど、様々な用途に活躍しています。
■尾州織(びしゅうおり)について
濃尾平野の肥沃な土壌と木曽川の豊かな水に育まれ、麻、絹、綿、ウールなど、時代ごとに様々な変遷を遂げ発展してきた「尾州織」。長い歴史をたどれば、正倉院に現存する「尾張国正税帳」には、当時(奈良時代)すでに綾及び綿などが盛んに織られていたことが記されています。