2021年12月20日 11:00
SDGs・環境を考慮した冷却剤「SNOWPACK ECO」を三重化学工業が2022年1月中旬に発売 ~ミエラボ×ふるさと兼業 共創からカタチにできたもの~
他に、作業用手袋の「ミエローブ」、大手製薬メーカーの氷枕等の保冷具、医療機器の「メディアン」の製造販売を行っています。2020年7月には多様な人材がマーケティング、企画、開発、連携を中心に枠にとらわれず、新たな「発見」を見つけるコ・クリエーションの場として「ミエラボ」を立ち上げました。
従来、保冷剤のフィルムはフィルムの強度を保持するためのナイロン層、接着層であるポリエチレン層で構成され、すべて石油由来のものでしたが、SNOWPACK ECOのフィルムはポリエチレン層の約59%がサトウキビの廃棄蜜を加工して生成された、バイオポリエチレンを使用しています。
このバイオポリエチレンを使用し、従来の製品と比較すると全体で約46%(※乾重量計算)がバイオマス素材に置き換わります。また、同サイズ石油由来フィルムと比較すると2.6g二酸化炭素の排出量を削減します。
SNOWPACK ECOのフィルムは日本有機資源協会(JORA)認定のロゴを取得しています。
バイオマスの仕組み
バイオマスマーク
新しい取り組み「ミエラボ」
~SDGsへの取り組み~
プラスチック原料の「枯渇性資源である」石油から、再生可能資源であるバイオマス原料に代替していく取り組みは資源の効率的利用を実現し、SDGsに大きく貢献します。