2022年3月8日 10:00
復帰50周年企画 第二弾!「新作組踊 真珠道 上演決定」~舞台は18世紀の沖縄、「真玉橋の人柱」伝説をもとに創作された新作組踊「真珠道(まだまみち)」。組踊の中でも大変珍しい、衝撃のラストとは?!~
公益財団法人 国立劇場おきなわ運営財団(所在地:沖縄県浦添市)は、復帰50周年企画の第二弾として、2022年3月12日に「新作組踊 真珠道」の上演が決定したことをお知らせいたします。
真珠道
<見どころ>
初回公演の時からこの役を演じている二人(倉田真刈:東江裕吉、コマツ:新垣悟)。何度も回を重ねて上演されている舞台ですが、実はこの二人以外には演じた人がいないという役どころです。回を重ねるごとに深みを増す演技力や、息の合った二人が見どころです。
また、通常の組踊作品はハッピーエンドになることが多い中、切ない情愛物語を描いている「真珠道」はとても珍しく、新作組踊ならではの新しいストーリーです。
<組踊の楽しみ方>
組踊の舞台には、背景転換や大がかりな舞台装置はなく、想像力を膨らませて見る人それぞれの感じ方で楽しむことができます。組踊は、中国の冊封使をもてなすために作られた総合芸能ですが、琉球独自の言葉や音楽がそのまま使われていることで、「琉球にはこんなにも素晴らしいものがある」という誇りが込められています。
【音楽】 組踊では音楽が重要な役割を果たしています。
琉球古典音楽(三線・箏笛・胡弓・太鼓)