くらし情報『童話『マナくんのおとどけ屋さん』が文芸社より4月15日付で刊行』

2022年4月15日 06:30

童話『マナくんのおとどけ屋さん』が文芸社より4月15日付で刊行

(小学校中学年くらいなら一度に読み切れる分量です。)

<作者より>
「なんでナマコ?かわいくないでしょ」
当作品の最初の1文をお読みになった方は、きっとそう思われるでしょう。作者の私自身、当初、本当にナマコでお話しになるのか不安がありました。しかし、完成した今、ナマコだって主役になれると声を大にして言いたいと思います。

むしろ、この物語では、主人公はナマコでなければならなかったのでした。
1分で10センチ程度しか進めない、いかにも遅そうな見た目の生物。こんなにのろい生き物でも、その遅さを強みにして役に立てることがある。欠点は見方を変えると強みにできる、そんなことが伝わる物語になっていれば良いなと思います。


一見すると、自信のない子どもが挑戦をしながら自己肯定感を高めていく、シンプルなお話だと思われるでしょう(そのように読んでいただいても十分楽しんでいただけるものと、作者としては期待いたします)。
しかし、昨日の敵は今日の友とばかりに助け合うコミュニティ、ジェンダーへの意識やセクシャルマイノリティーへの理解、そしてコロナ禍で一段と存在感の増した運送業へのリスペクト、そういった要素もナマコのぼうやの冒険物語に込めたつもりです。

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