くらし情報『エールフランス航空は、新たなCO2排出削減戦略を掲げ「Air France ACT」プログラムを発足しました』

エールフランス航空は、新たなCO2排出削減戦略を掲げ「Air France ACT」プログラムを発足しました

■脱炭素化に向けた新しい方向性
2030年までに乗客1人当たり1kmあたりのCO2排出量を2019年比で30%削減することを目標としています。目標達成にあたっては、いわゆる「排出相殺」は除外し、直接的、間接的な排出を削減することを目指します。この数値は2019年から2030年の間の総排出量の12%減に相当します。2005年から2019年にかけて既に6%の削減実績を達成しました後、2019年以降の事業内容の変遷を考慮に入れて設定されました。目標数値はSBTi(Science-Based Targetイニシアチブ)によって開発された科学的な評価方法に基づいています。
SBTiはCDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、国連グローバル・コンパクト、世界自然保護基金(WWF)によって設立され、地球温暖化を+2℃以下に抑えることを目指すパリ協定と整合する取り組みで、航空輸送部門のCO2排出量削減目標を設定しています。■2050年までにネットゼロ達成を目指す
エールフランスが2050年までにネットゼロを目指すにあたってはCO2排出量の削減を加速し、各年ごとの残留排出量に相当する量のCO2を大気中から除去する活動に協力することが不可欠です。

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