くらし情報『絵本を通じて「子どもの権利」について考えるミニワークショップ・原画展・トークイベントを開催!』

2022年4月28日 10:30

絵本を通じて「子どもの権利」について考えるミニワークショップ・原画展・トークイベントを開催!

そうすることで、苦しい立場におかれる子どもたちだけでなく、周りのおとな、ひいては、それを取りまく社会全体の理解が深まることを確信しています。

2020年春、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大していくなか、国連・子どもの権利委員会がひとつの声明を出しました。この「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する声明」が、この絵本出版のきっかけとなりました。

佛教大学社会福祉学科の長瀬正子准教授は、学校の一斉休校や遊び場の閉鎖などにより、おとなも子どもも混乱を極める中でこの声明に出会い、自分の置かれている状況が頭の中で整理されていくのを感じたといいます。それまでモヤモヤとしていたものが、声明を読むことで、「これは大切なことなのだ。それがなされないことに対して疑問や怒りを覚えていいのだ」と思えたそうです。
長瀬さんは、後に様々な記事の中でこう語っています。「この声明を読んで、子どもにとって世界がどのような事態になっているのかを理解した上で、子どもとの日々の暮らしをどう乗り切り、何を注視し、社会へのアクションをどう起こすべきか考える助けとなった」。
声明は、11の項目で構成され、コロナ下において奪われやすい子どもの権利とそれを保障していくうえで重要な視点が述べられています。

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