2022年6月14日 12:00
展覧会「萩原朔美 都市を切取り、時を生け捕る」BAG-Brillia Art Gallery-にて6月18日(土)より開催
また萩原朔美氏は1975年に雑誌「ビックリハウス」を創刊し、初代編集長を務めるなど、70年代および80年代の若者に大きな影響を与えたサブカル文化の立役者でもありました。「+1」では同誌の表紙を当時の貴重な資料とともに展示します。
もう一つのギャラリー「+2(プラスツー)」では、「100年の定点観測~朔太郎・朔美写真展~」を行います。萩原朔太郎が生前撮影した、あるいは被写体となった写真を、萩原朔美氏が同じ場所・状況をできるだけ再現して撮影した写真を並べたものを、作品として展示します。2022年の今飾られているよく似た2つの写真のうち、一つはおよそ100年前に撮影されているもので、100年の時間を閉じ込めた定点観測であるといえます。
■展覧会について
【作家プロフィール】
萩原朔美(はぎわら さくみ)
萩原朔美(はぎわら さくみ)
1946年11月14日東京生まれ。多摩美術大学名誉教授。前橋文学館館長。
アーツ前橋アドバイザー。金沢美術工芸大学客員教授。祖父は詩人萩原朔太郎。母は小説家萩原葉子。1967年、寺山修司主宰の演劇実験室・天井桟敷立ち上げに参加。俳優、演出家として活動。1972年、山口勝弘、中谷不二子達のビデオひろばに参加。