くらし情報『フードロス事業を行うエクネス株式会社の福利厚生 日本初!「エシカル手当」を導入 服の生産にかかる環境負荷の認知拡大を目指す』

2022年8月5日 10:30

フードロス事業を行うエクネス株式会社の福利厚生 日本初!「エシカル手当」を導入 服の生産にかかる環境負荷の認知拡大を目指す

福井県鯖江市でフードロス事業を行うエクネス株式会社は、社員・パートの福利厚生として「エシカル手当」を導入しました。古着の購入費や服の修繕費などに対して、毎月5,000円まで支給するというものです。この制度により、「できるだけ服を長く、大事に着る」という意識を高め、服の生産にかかる環境負荷の認知拡大を目指しています。

【高まるサステナブルファッションへの関心】
総務省の家計調査によると衣服1枚当たりの価格は年々下がり、現在は1990年頃の半分ほどとなっています。一方で国内の供給数は増加、大量生産・大量消費が拡大している傾向で、衣服のライフサイクルの短期化により、衣服の製造や廃棄処理による環境負荷は極めて大きいと言われています。
近年、こういったファッション産業の課題が急速に意識され、アパレル事業者もさまざまな取り組みを始めています。また、2020年度に環境省が行った「ファッションと環境に関する調査業務」の消費者アンケート調査によると、約6割がサステナブルファッションに関心を持っている、または具体的な取り組みを行っていると回答していて、関心が高まっています。

フードロス事業を行うエクネス株式会社の福利厚生 日本初!「エシカル手当」を導入 服の生産にかかる環境負荷の認知拡大を目指す

サステナブルファッションへの関心割合
環境省HPより

【日本初!「エシカル手当」

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