くらし情報『シンガポールEnerScale、太陽光パネル循環型経済創出に向けた実証実験を9月28日(水)より日本で開始』

2022年9月28日 09:00

シンガポールEnerScale、太陽光パネル循環型経済創出に向けた実証実験を9月28日(水)より日本で開始

また、世界では20億人以上が不安定な電力で生活していると言われており、特に途上国では手頃な価格の再生可能エネルギーが大きな役割を果たすと期待され、導入が進んでいます。一方で、IRENAは太陽光パネルの累積廃棄量が2050年までに世界で7,800万トンに達し、日本は中国、アメリカに次いで、累積廃棄量が世界3位になると予測しています。
日本の太陽光パネル廃棄問題は、既に表面化しており、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によると、日本国内における太陽光パネルの年間排出量は、2035~2037年頃にピークを迎え、年間約17~28万トンにも達する見込みです。太陽光パネルの大量廃棄を回避するには、リユースおよびリサイクル市場を確立することが急務となっています。

また、太陽光パネルを再利用するためには、使用済み太陽光パネルを特定し、回収・精査に必要なコストを負担することになります。さらに、業界の安全基準に従って使用済み太陽光パネルを分類、テスト、および修理する必要があります。このような情報の不透明性やコスト負担、仕組みの複雑化によって、まだ使用できるはずの太陽光パネルも廃棄処理されているのが現状です。

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