≪E.OCTのサステナビリティ活動:美術大付属高校生と初の連携授業≫スウェーデンのテキスタイルブランドKLIPPANの端切れを高校3年生がアップサイクル
ここから、サステナビリティと創作連携授業へのアイデアが出、KLIPPANブランケットの端切れを生かす道の話し合いがはじまりました。
◆KLIPPANについて
スウェーデンを代表するホームテキスタイルブランド「KLIPPAN」は、1879年ウールの紡績業として創業。その後1992年にウールのブランケットメーカーへと事業を転換し、今もなお140年以上紡いできた高い技術力と品質をもとに「天然繊維・サスティナビリティ・アニマルウェルフェア」へのこだわりから、ひとつひとつ丁寧にものづくりを行っています。KLIPPANの紡ぐスローやブランケットはその高い品質性とデザイン性から30か国以上の人々に愛されており、日本ではイーオクトが総輸入元としてKLIPPANブランドを展開しています。
◆輸入品質検査で出てしまう端切れ、活かしてあげたいという思い
KLIPPAN製品を日本で輸入販売するために製品試験を受けます。そこでカットされ、商品にならない端切れが発生してしまいます。以前は直営店でのワークショップで活用していましたが、コロナ禍で実施できず、このような端切れが溜まっていました。貴重なKLIPPANのスローやブランケットのその価値をもっと広く知ってもらうため、これらの端切れを有効できないかと模索する中で実現したのが、連携授業の中で女子美術大学付属の高校生によりアートの力でクリエイティブに端切れを生まれ変わらせるという取り組みです。