2022年10月27日 10:00
世界的ギタリスト「山下和仁」によるソロリサイタルを開催 【山下和仁】火の鳥&バッハ 3Daysコンサート in Japan
と、2日間の全曲演奏会が実現しました。
このバッハの崇高な作品の前には、擦弦楽器であるチェロと撥弦楽器であるギターとの違いや差を語ることは全くナンセンスなことで、あるのはただ【音楽】としてどう音楽家が立ち向かうのか、どう我々は受け止めるのかということだけ。それが証拠に1981年リリースしたLP(現在は2枚組CD)は、40年以上経ってもベストセラーとして高い評価を保ち続けているのです。とある著名な外国人チェリストは「私は生徒にバッハを教えるとき、必ずヤマシタのチェロ組曲を聴かせている」と話しています。
混沌とした先行きが見えない2022年のクリスマスイブとクリスマス。2日間にわたり、山下和仁のバッハを聴く…。誰もが深い意味を胸に秘め、客席で彼の登場を待つことでしょう。
『火の鳥』も『バッハ/無伴奏チェロ組曲全曲』も、1980年代にリリースした作品です。
今年、「山下和仁」は還暦を迎えました。
若かりし頃の演奏とは一味もふた味も違う、山下和仁の演奏を「現在」を味わって欲しいのです。
それは円熟とか成熟とかで片付けられるものではありません。さらに強烈なパワーと意志を伴い、優しさも加わった彼のステージ。