2022年11月24日 13:00
IOWN APN関連技術を用いたリアルタイム遠隔合唱実証実験を「サントリー1万人の第九」で実施
、NTT西日本のQUINTBRIDGE(大阪)、の計3拠点を繋ぎ、リアルタイム遠隔合唱の実証実験を実施します。指揮者、演奏者(オーケストラ)、合唱者が離れた会場においても、APN関連技術を用いることで、違和感なく遠隔合唱が実施できるか検証します。
<本実証で用いる技術の特長>
・低遅延通信技術:IOWN APNを活用し、従来のベストエフォート品質のネットワークとは異なり、大容量・低遅延・ゆらぎの少ない通信技術
・遅延可視化技術:マイクロ秒精度の遅延測定・可視化技術
・低遅延映像伝送技術 (※2):4K/8K非圧縮映像光伝送装置「MediaRouterX」(※3)による低遅延映像伝送技術
・低遅延映像処理技術 (※4):複数拠点から届けられる複数の映像を、超低遅延に分割表示処理する技術
<実証イメージ>
3.各社の役割
NTT Com:IOWN APN実証環境(OPEN HUB Park)、リモート拠点会場(OPEN HUB Park)の提供
NTT西日本:IOWN APN実証環境(大阪城ホール・QUINTBRIDGE)、リモート拠点会場(QUINTBRIDGE)の提供、技術検証/評価
NTT:低遅延通信技術、遅延可視化技術、低遅延映像伝送技術、低遅延映像処理技術に関する要素技術検証
4.今後の展開について
今後NTT Comは、今回の実証による知見をもとにAPN関連技術の適用に向けた、新たなユースケースの実証によりIOWN APNの利用シーンの開拓を行っていきます。