2022年12月28日 13:00
福岡県福岡市「鳥飼八幡宮」が205年ぶりに神殿建替え 原点回帰をコンセプトにした茅葺と巨石の「鳥飼様式」が完成
鳥飼八幡宮(とりかいはちまんぐう)(所在地:福岡県福岡市中央区)は、令和4年12月18日(日)に御神体を新しい本殿にお遷しする「本殿遷座祭(ほんでんせんざさい)」を執り行い、原点回帰をコンセプトにした新しい社殿が完成いたしました。
鳥飼八幡宮拝殿正面
【205年ぶりに景色が変わった鳥飼八幡宮】
福岡市中央区、福岡PayPayドームの近くにある鳥飼八幡宮(とりかいはちまんぐう)は、縁むすびの神、筑前藩主黒田家の氏神として知られている神社です。
社伝(神社に残る言い伝え)では、神功皇后との交流がきっかけで創建された神社であり、約1,800年の歴史があるとされています。
江戸時代の終わり文化14年(1817)に建設された社殿を長らく維持してきましたが、205年ぶりに全ての社殿を建替など大幅な刷新を図る、「令和の大遷宮」をただいま行っています。
先だって令和4年12月18日(日)に御神体を新しい本殿にお遷しする「本殿遷座祭(ほんでんせんざさい)」を執り行い、新しい社殿が完成となりました。
新しい社殿は「鳥飼造(づくり)」「鳥飼様式」ともいえる、モダンな雰囲気となりました。
鳥飼八幡宮拝殿内装
【茅葺壁・巨大な石柱・神明造】
新しい社殿のうち、拝殿の大きな特徴は、茅葺の壁です。