くらし情報『GSアライアンスが植物、農作物の成長を早める可能性のある量子ドットフィルムを開発』

2023年3月7日 11:00

GSアライアンスが植物、農作物の成長を早める可能性のある量子ドットフィルムを開発

GSアライアンス株式会社(代表取締役:森 良平、所在地:兵庫県川西市)は、同社で合成している量子ドットの技術を応用して、植物、農作物の成長を加速する可能性のある量子ドット、および量子ドットフィルムを開発しました。

GSアライアンスが植物、農作物の成長を早める可能性のある量子ドットフィルムを開発

ガラス上の量子ドット (左)室内灯下 (右)室内での紫外線照射下
GSアライアンスが植物、農作物の成長を早める可能性のある量子ドットフィルムを開発

暗所においての、紫外線照射下での量子ドットフィルム

人口爆発に伴う食糧問題は世界中で深刻になりつつあり、ロシア、ウクライナ戦争危機が1つの引き金になった食糧価格高騰は大変な問題です。特に、食糧を主に輸入に頼る日本においては致命的な問題になりえます。故に、植物、農作物の成長、農業の効率化は非常に重要な課題です。

植物がCO2を吸収して、太陽光の助けで酸素やデンプンを作ることが光合成ですが、実際は太陽の光を全て利用しているわけではなく、特に青色と赤色の光が光合成、植物の成長に効果的です。植物、葉が緑色に見えるのは、植物が光合成、成長に使っていない緑色の光を反射しているからです。近年は、このような分野の研究が進んでおり、例えばバラは白色、唐辛子は黄色、トマトはマゼンタ色の光により成長が加速することなども明らかになってきています。

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