2023年3月22日 11:00
GSアライアンスの発表論文が、英国王立化学会のRSC Sustainabilityの表紙に採択
の達成を目指す具体的な技術(植物、天然バイオマス系生分解性プラスチック、次世代型二次電池、次世代型燃料電池、量子ドット、金属有機構造体、天然深共晶溶媒、プラスチックリサイクル、人工光合成の技術など)を研究開発しています。
これらの技術が注目され、2020年に、国連機関の1つであるUNOPS S3i Innovation Centre Japanが支援するスタートアップ企業として採択されました。本論文は、その中でも開発してきた植物、天然バイオマス系生分解性プラスチック、天然バイオマスコーティング材料、天然バイオマス系塗料などの化学製品群を説明する総説論文となっています。
地球の人口は最近80億人に達し、この人口爆発による気候変動、地球温暖化、森林の消滅、砂漠化、生物種の絶滅、水汚染、プラスチック汚染などの環境破壊は深刻になっています。地球温暖化の主な原因は、CO2やメタンなどの温暖化ガスの急増と言われています。プラスチック汚染問題に関しても、既に我々人体にマイクロプラスチック、呼吸している大気中からナノプラスチックが入りつつあり、人体や生態系への影響が懸念されています。このようなプラスチックは主に石油から作られています。