くらし情報『障がい者の伝福連携作品「江戸仕立て都うちわ千鳥型(千鳥うちわ)」 渋谷区役所にて展示紹介を開始』

2023年5月1日 10:30

障がい者の伝福連携作品「江戸仕立て都うちわ千鳥型(千鳥うちわ)」 渋谷区役所にて展示紹介を開始

伝統的な職人技とつながる機会はまずありません。

障がい者の伝福連携作品「江戸仕立て都うちわ千鳥型(千鳥うちわ)」 渋谷区役所にて展示紹介を開始

渋谷区×伝福連携活動紹介パネル

◆千鳥うちわの職人技を受け継ぎ、若者たちに技術伝授しています
そのような全国各地の障害者施設を、羽塚順子(クリエイティブ・シェルパ共同代表)が訪問しながら、職人的才能に恵まれた方々の可能性を活かせないかと、2018年、江戸仕立て都うちわ千鳥型(千鳥うちわ)の関東で最後の職人である加藤照邦氏に技術伝授をお願いして藤田昂平(クリエイティブ・シェルパ共同代表)が直伝を受けました。東京都渋谷区においても、障がいのある若者たちに講座形式での技術伝承を行っています。

現在、千鳥うちわのパーツを「和紙」「竹骨」「柄(木工の持ち手)」と3つに分け、各作業を得意とする関東近郊の障害者施設が担当し、和紙原料となる楮(こうぞ)の木を剥いだり、真竹(まだけ)の新月伐採といった、資材調達から制作までを分業して進め、出来上がった3つのパーツを一枚の作品に仕上げています。渋谷区では、渋谷区手をつなぐ親の会、特定非営利活動法人絆の会(福祉作業所ふれんど)などの協力を得ながら、継続して「竹骨の貼り加工」と「柄(持ち手)の磨き加工」を実施、職人と呼べるレベルの若者が育っています。

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