くらし情報『南畝の多岐にわたる偉大な業績をおよそ180点の資料で紹介 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で4月29日~6月25日開催「没後200年 江戸の知の巨星 大田南畝の世界」』

2023年4月25日 10:00

南畝の多岐にわたる偉大な業績をおよそ180点の資料で紹介 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で4月29日~6月25日開催「没後200年 江戸の知の巨星 大田南畝の世界」

また、書物だけではなく、紙片に記録したものを貼込帖という形で残し、それらを世の人に届けようと、叢書を編纂しました。この章では、南畝が集めた書物や南畝が写したものなどを展示し、多くの書物の伝存に努めた姿を紹介します。

南畝の多岐にわたる偉大な業績をおよそ180点の資料で紹介 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で4月29日~6月25日開催「没後200年 江戸の知の巨星 大田南畝の世界」

Photo.09 寸紙不遺(すんしふい) 国立国会図書館蔵 [後期展示]
Photo.09
寸紙不遺(すんしふい)
国立国会図書館蔵 [後期展示]
どんな紙片もなくさない、という表題の通り、狂歌会や芝居関係のチラシ類まで、南畝の身近にあった紙片を貼り込んだもの。


南畝の多岐にわたる偉大な業績をおよそ180点の資料で紹介 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で4月29日~6月25日開催「没後200年 江戸の知の巨星 大田南畝の世界」

Photo.10 大田南畝印譜 個人蔵 [後期展示]
Photo.10
大田南畝印譜
個人蔵 [後期展示]
南畝が自身の蔵書や墨跡などに用いた印章34点を捺した軸。南畝没後に作られたとみられる。

●第四章 歴史・地理を考証する
南畝の探究心は幅広く、伝統的な事物から、庶民の風俗・習慣の歴史まで及びました。中でも江戸の地理や、遊里を含む風俗・文化の成り立ちへの関心は強く、仲間の戯作者・山東京伝らを巻き込んで、懐古趣味と考証随筆の流行をもたらしました。
この章では、南畝が仲間とともにまとめた奇物・珍物集や地誌などを紹介します。

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