くらし情報『今は演じられない室町時代の古能〈不逢森(あわでのもり)〉を数百年ぶりに復曲、東京初演 復曲能を観る会がセルリアンタワー能楽堂で9月18日に上演』

2023年8月8日 10:00

今は演じられない室町時代の古能〈不逢森(あわでのもり)〉を数百年ぶりに復曲、東京初演 復曲能を観る会がセルリアンタワー能楽堂で9月18日に上演

復曲能〈不逢森〉を中心に構成するプログラムは、復曲能を観る会だけでご覧いただける内容です。

今は演じられない室町時代の古能〈不逢森(あわでのもり)〉を数百年ぶりに復曲、東京初演 復曲能を観る会がセルリアンタワー能楽堂で9月18日に上演

復曲能〈不逢森〉
今は演じられない室町時代の古能〈不逢森(あわでのもり)〉を数百年ぶりに復曲、東京初演 復曲能を観る会がセルリアンタワー能楽堂で9月18日に上演

復曲能〈不逢森〉

■演目/あらすじ
復曲能〈不逢森〉
鎌倉・亀江谷の商人(父)は昨年春から京の都に上り、今年の秋になっても戻りません。娘は父に逢いたさに都への旅に出ますが、慣れない長旅の途中、尾張国萱津宿で命を落とします。奇しくもその日、商人は同じ萱津宿に泊まり、亡くなったのは娘であることを知ります。嘆き悲しむ父は萱津の森の僧とともに娘を弔い、死者の霊を招き返すという反魂香を焚きます。煙の中に娘の姿を見た父は袖にすがろうとしますが、煙とともに再び娘は消えてしまうのでした。

仕舞〈楊貴妃〉
唐の玄宗皇帝と愛妃・楊貴妃の悲恋を描く『長恨歌』を題材とした演目。楊貴妃は死後、仙女となり、玄宗の使いで訪ねてきた方士に皇帝への思いを切々と語ります。〈不逢森〉の一節では、漢の武帝が亡き李夫人の魂を招き返す反魂香を焚く故事が謡われますが、中国のもう一つの有名な悲恋の物語を仕舞でご覧いただきます。


仕舞〈花筐 クセ〉
大迹部皇子は照日ノ前を寵愛していましたが、天皇に即位するため別れに際して文と花筐(花籠)

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