育児疲れ父親「会社も家も疲れる」一人になりたいけれど現実は赤ちゃんのお世話に追われて…
主人公のパパは、ママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じていました。
イヤイヤ期の子をもつ同僚によると、子育ては「これから先もっと大変になる」とのこと。
それでもわが子を「かわいい」「自分の命より大切」と言う同僚の言葉を聞き、そう思えない自分がおかしいのではと不安になります。
仕事を終えて家に帰ると、家事と育児に追われて慌ただしくしているママの姿がありました。
ひとりになりたい
帰宅早々、おむつ替えを頼まれるパパ。ママに急かされてスーツのまま交換していると、案の定スーツに汚れがついてしまいました。
スーツを洗うついでに、お風呂で束の間のひとり時間を過ごすことに。
しかし、そこへ「汚れた! お風呂に入れちゃって」と香奈ちゃんが連れられ、一緒に入浴することに。
会社だけでなく、家でもゆっくりできる時間がなくなっているパパ。
「ひとりになりたい」
心の底から願うようになったのでした。
子どもがいるとどうしても子ども優先になるため、自由な時間が制限されます。家では、ひとりで手が回らない家事や育児もこなさなければなりません。
仕事だけでなく家事や育児にも追われる生活では、ひとりになりたくなることもあるでしょう。
そんなときは、夫婦で助け合うことでお互いに休む時間を確保できるかもしれません。
2人で分担して家事を終わらせる、交代で香奈ちゃんをお世話するといった方法でもいいでしょう。
子どもに手がかかる時期を夫婦でうまく乗り越えられるといいですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち