くらし情報『第33回東京国際映画祭でワールドプレミア上映され話題!中国で最も注目される新進気鋭の女性監督シェン・ユー監督の長編1作目『兎たちの暴走』が8/25(金)より全国で順次公開』

2023年8月22日 15:30

第33回東京国際映画祭でワールドプレミア上映され話題!中国で最も注目される新進気鋭の女性監督シェン・ユー監督の長編1作目『兎たちの暴走』が8/25(金)より全国で順次公開

をロケ地として選び撮影された『兎たちの暴走』。映画の冒頭、母親チュー・ティンが車のトランクを開け、その中には誘拐された少女が横たわっているところから始まる。そこから映画は事件が起きる前に一気に時は巻き戻るのだった。

シェン・ユー監督の好きな映画監督はポン・ジュノ、デヴィッド・フィンチャーだと言う。そんな監督だけあって、観客を映画の冒頭で一気に物語へと引き込む巧みな構成となっている。

── 『兎たちの暴走』は、娘が母を救うために犯罪を犯す映画です。娘のシュイ・チンが幼い時に、街を出て行った母親チュー・ティンが、突然、娘の前に現れるところからこの映画は始まります。

シェン・ユー監督:母チュー・ティンは自分の人生をコントロールできない設定です。
18歳で娘を生み、自分が母親になる準備が出来ず、人生が18歳の頃で止まっています。母親の役作りは脚本段階でヴィクトル・ユーゴーの『ノートルダムのせむし男』のエスメラルダを参考にしていました。母親を演じたワン・チェンはとても女性らしく、魅力的ですが、時には違う世界にいる瞬間があり、それは母チュー・ティンと似たところだと思っています。

── 母親のチュー・ティンが乗っている車のイエローカラーが印象的でした。

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