くらし情報『オール高知県産ワインの醸造スタート 今年も10月3日(とさの日)に新酒解禁!ブドウ栽培で耕作放棄地を救う石灰会社のワイン造りへの挑戦』

2023年9月12日 10:00

オール高知県産ワインの醸造スタート 今年も10月3日(とさの日)に新酒解禁!ブドウ栽培で耕作放棄地を救う石灰会社のワイン造りへの挑戦

ブドウの栽培から醸造まで、すべて高知県内で手がけた『オール高知県産ワイン』の醸造が今年も始まりました。
ブドウの栽培に適さないとされていた高知で2021年に生まれた、待望の“地ワイン”。
醸造に成功したのは、石灰の製造・流通から研究・開発を手掛ける井上石灰工業を親会社にもつ「井上ワイナリー株式会社」(高知県香南市/代表取締役:井上 孝志、2016年設立)です。

オール高知県産ワインの醸造スタート 今年も10月3日(とさの日)に新酒解禁!ブドウ栽培で耕作放棄地を救う石灰会社のワイン造りへの挑戦

井上ワイナリーの商品一例

井上石灰工業(https://www.inoue-calcium.co.jp/)は、石灰の需要が高まった明治初期の1884年に誕生。1920年には県下トップの施設を持つ石灰製造会社に成長しました。
現在は、産業構造の変化により、建築土木、鉄鋼向けの需要が伸び悩む一方で、食品分野や、農薬製品、医療分野において高純度なカルシウム製品の供給を実現することにより、売上が伸び続けています。

そんな企業がなぜワインの製造を始めたのでしょうか。

一つは、地域貢献です。

石灰といえば、名門ワインの産地・ブルゴーニュ地方の石灰土壌が世界的に知られてます。
高知には勝るとも劣らない石灰の土壌があるのだから、ワイン作りをすることで地域に新たな産業を創出し、恩返しができるのではないか。

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