2023年11月10日 18:00
カピトリーノ美術館の至宝を中心に二千年の歴史と芸術をたどる「永遠の都ローマ展」福岡市美術館にて2024年1月5日より開催
カラヴァッジョ《洗礼者聖ヨハネ》
【「永遠の都ローマ展」展示構成】
第1章 ローマ建国神話の創造
ローマ建国神話のエピソードの代表格である軍神マルスと巫女レア・シルウィアの子、双子のロムルスとレムスを育てる牝狼の物語を伝える《カピトリーノの牝狼(複製)》を展示します。
《カピトリーノの牝狼(複製)》
第2章 古代ローマ帝国の栄光
歴代ローマ皇帝の肖像や帝国ゆかりの女性たちの肖像を展示。加えて、帝国の栄華を象徴する、《コンスタンティヌス帝の巨像》の一部を原寸大複製で展示します。
《コンスタンティヌス帝の巨像の頭部(複製)》
第3章 美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想
カピトリーノ美術館の起源から16世紀に巨匠ミケランジェロが手がけたカンピドリオ広場建設プロジェクトまでの展開を絵画、版画等を通して紹介します。
エティエンヌ・デュペラック《カンピドリオ広場の眺め》
第4章 絵画館コレクション
膨大なカピトリーノ美術館コレクションより、16世紀から18世紀に活躍した画家たちの作品を中心に紹介します。
カラヴァッジョ派の画家(17世紀前半)《メロンをもつ若者(嗅覚の寓意)