2023年12月21日 13:30
富士モータースポーツミュージアム 年末年始にかけて展示車を一部入替え ― 国際大会で初めてクラス優勝した「富士号」も ―
と呼ばれた。R381は3台が出場、1台はリタイアしたが残り2台が1位、6位入賞を果たした。展示車両は北野元選手の運転で1位となった実車。
ダットサン 富士号
ニッサン R381
2) 本田技研工業株式会社
展示期間:2024年1月末~2025年1月末(予定)
展示車両:
(1) RC162
1961年のロードレース世界選手権250ccクラスに参戦。全11戦中10戦で優勝し、ライダーおよびコンストラクタータイトルを獲得した。展示車両は、チャンピオンとなったマイク・ヘイルウッド選手が搭乗した実車。
(2) RA273
1965年のF1最終戦メキシコ・グランプリで初優勝を飾った同社が、翌年参戦に備えて開発。同年から採用された新エンジン規定である排気量拡大(1.5L→3L)に対応可能な新車体の開発に時間を要したため、66年は3戦を以てシーズン終了となった。翌67年も継続使用し一層の熟成と軽量化を進めるとともに、チーム体制を一新。元世界チャンピオンのジョン・サーティースを招聘したことで、南アフリカ・グランプリ3位表彰台、イギリス・グランプリ6位、ドイツ・グランプリ4位入賞を果たした。展示車両は、同年のF1世界選手権ドイツ・グランプリに出場して4位入賞した実車。