イヌのがん検査『リキッドバイオプシー~Cancer D-Ark Test~』 わずかな血液だけで12がん種を検出する測定技術を確立し2024年1月11日(ワンワンワンDAY)より事業化正式スタート!
乳がん (11)肛門嚢腺がん (12)肺腺がん
ヒトのがんの克服は、長年のテーマとして様々な検査法が研究・開発されてきました。しかし、いまだヒトでは約27%が、がんによって尊い命を失っています。ペットにおいてはこの傾向はさらに顕著で、イヌの死因の約54%、ネコの約38%が、がんによるものなのです。
がんは早期に発見できれば、ヒトもペットも約90%は根治できると言われ、現在の医学では決して不治の病ではありません。しかし、物言わぬペットにおいては、がんの早期発見は至難の技です。しかも、ヒトの5~7倍の速さで進行するため、発見された時はすでに末期症状であるケースは決して少なくありません。
これまで、伴侶動物(ペット)のがんマーカーによるがん検診というものは存在せず、もしがん検診をするとなると、全身麻酔によるCTやMRIの画像診断が必要となり、高額な検査費用と全身麻酔や被曝のリスクも考慮しなければなりません。このため、健康な状態でがん検診を実行する方はほとんどなく、早期にがんを発見することは、極めて困難でした。
このArk Testは、ほんのわずかな血液だけで、がん種の特定とそのステージまで、高い感度と特異度で検出することを可能にしました。