くらし情報『BSIとWaterwiseが提携し水不足に関する調査レポートを発表 水不足への取り組みは気候変動と並ぶ優先課題 2050年までに世界人口の75%が干ばつに直面する可能性を指摘』

2024年1月11日 13:00

BSIとWaterwiseが提携し水不足に関する調査レポートを発表 水不足への取り組みは気候変動と並ぶ優先課題 2050年までに世界人口の75%が干ばつに直面する可能性を指摘

BSI(The British Standards Institution、以下「BSI」)はWaterwiseと提携し、英国、米国、日本、中国、オーストラリア、フランス、ドイツの7ヶ国を対象に、水不足に関して信頼できる参照可能かつ追跡可能なデータを取得し、これを照合しました。そして調査から見えた課題と解決策をまとめたレポート「変化への渇望:ウォーターポジティブな未来を守る」(以下、「変化への渇望」)の日本語版を発表しました。

BSIとWaterwiseが提携し水不足に関する調査レポートを発表 水不足への取り組みは気候変動と並ぶ優先課題 2050年までに世界人口の75%が干ばつに直面する可能性を指摘

BSI、「変化への渇望」レポートを発表

世界の年間水使用量は、過去100年間で約3兆5,000億m3増加しており、米国や中国を含む主要国で水不足のレベルが急上昇しています。この問題に取り組むには、グローバルコラボレーションとイノベーションを通じて、水の循環利用を促進することが有効です。BSIとWaterwiseの最新の調査によると、そうすることで、干ばつリスクの軽減、気候変動対策における目標の達成、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に合致した社会開発の推進など、より広範なメリットがもたらされます。

本レポート「変化への渇望」では、世界の二酸化炭素排出量の約10%が水の供給と使用に由来し、また干ばつは2050年までに世界人口の最大75%に影響を及ぼす可能性があり、今積極的に行動を起こさないと、気候変動危機への対応を怠ることと同程度に地球にとって有害であると指摘しています。

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