2024年2月13日 12:00
人生最後の下着を開発「株式会社 ETOE」への取材記事を東京都企業立地相談センターホームページに2月13日公開
私たちは元々専門職で経営に関しては素人ですから、相談相手がいるのはとてもありがたいです」(永本氏)
「ほかにも様々な支援を積極的に活用しています。Last Lingerieを開発する際は、新しいものづくりをサポートしてくれる足立区のカリキュラムを利用。また、葬儀業界に足を踏み入れるにあたり、足立区のマッチング制度を利用し協力してくれる葬儀屋さんを紹介してもらいました。そこからネットワークがどんどん広がり、いろんな方が力を貸してくれたのは、下町らしく人情に厚い足立区という土地柄かもしれませんね。これからの課題は、Last Lingerieをどう売っていくか。今までにない商品なので戦略が難しいと思います。そこでスタートアップの事業成長を伴走支援してくれるA-MAPというプログラムに応募し、8カ月にわたるサポートを受ける予定です」(渡邊氏)
もうひとつ東京立地のメリットとして挙がったのは、交通アクセスの良さです。
「弊社の取引先の多くは都内ですが、商品は海外で作ることがほとんど。
これからはコロナ禍でストップしていた海外出張も増えるでしょう。都内での商談はもちろん、成田や羽田から海外の生産拠点へ出やすいのも東京ならではの利点ですね」